第7期TOPANGA CHAMPIONSHIPのオンライン本戦、BEGINNING STAGEに出場する最後の1人が明らかになりました。抽選時にはシークレットとされていたBLUE DIVISIONの9人目は、ドミニカ共和国の世界王者MenaRD選手です。
MenaRD選手はCapcom Cupを2度制した数少ない世界的トッププレイヤーで、今季のストリートファイターリーグ: Pro-JP 2026ではZETA DIVISION Geeklyのメンバーとして参戦予定です。日本の長期リーグ文化を象徴するTOPANGAに、海外のCapcom Cup 2度優勝者が入ってくる。これは単なる追加発表ではなく、第7期の見え方そのものを変えるニュースです。
この記事のポイント
- 第7期TOPANGA CHAMPIONSHIPのシークレット枠はMenaRD選手でした
- MenaRD選手はBLUE DIVISIONに入り、AKIRA選手、ひぐち選手、HIKARU選手らと同組です
- TOPANGAは短期トーナメントではなく、総当たりに近い長期リーグで強さを測る大会です
- ADVANCED STAGEにはふ〜ど選手も招待されており、MenaRD選手が突破すれば因縁の再戦にも注目です
シークレット枠はMenaRD選手、BLUE DIVISIONへ
TOPANGA公式サイトの第7期TOPANGA CHAMPIONSHIPページでは、BEGINNING STAGEのBLUE DIVISIONにMenaRD選手が掲載されています。使用キャラクターはブランカ。実績欄にはCapcom Cup 2017優勝、Capcom Cup 2022優勝、EVO 2024優勝、EVO JAPAN 2024優勝、EVO FRANCE 2025優勝などが並び、まさに世界タイトル級のキャリアを持つプレイヤーです。
抽選時点では最後の1枠が伏せられていたため、「誰が来るのか」が大きな話題になっていました。そこに入ったのがMenaRD選手だったことで、BLUE DIVISIONは一気に国際色と緊張感を増しました。国内勢にとっては、オンライン本戦の段階から世界王者を相手にしなければならない組になります。
さらにMenaRD選手は、2026年のSFL: Pro-JPでZETA DIVISION Geeklyの一員として戦うことも発表されています。ZETA公式発表では、ももち選手、ひぐち選手、ヤマグチ選手にMenaRD選手を加えた体制でSFL: Pro-JP 2026に挑むとされています。TOPANGA第7期は、SFL開幕前後の日本シーンにMenaRD選手がどう適応していくのかを見るうえでも、かなり重要な舞台になりそうです。
TOPANGA CHAMPIONSHIPは「運で抜ける」大会ではない
TOPANGA CHAMPIONSHIPの面白さは、オープントーナメントのような一発勝負とはかなり違います。短期トーナメントでは、組み合わせ、初戦の相性、当日のコンディション、1セット内の流れなど、どうしても運や瞬間的な噛み合いが結果に影響します。もちろん、それも格闘ゲームの魅力です。
ただ、TOPANGAはそこから一歩踏み込んで、長期のリーグ戦で「本当に強いのは誰か」を見ようとする大会です。多くの相手と戦い、キャラクター対策を積み上げ、1日だけの爆発力ではなく、対応力、修正力、メンタル、準備量まで問われます。言い換えると、短距離走ではなく、強豪だらけの中距離から長距離走です。
だからこそ、MenaRD選手の参戦は大きな意味を持ちます。Capcom Cupのような世界大会で勝ち切る力を持つプレイヤーが、日本の長期リーグでどのように勝ち星を積むのか。相手側もMenaRD対策を何試合もかけて深めてくる中で、ブランカの圧力と読み合いがどこまで通るのか。ここは第7期の大きな見どころです。
大会形式を整理:BEGINNINGからADVANCED、そしてFINALへ
第7期TOPANGA CHAMPIONSHIPは、予選を経て、オンライン本戦のBEGINNING STAGE、さらにADVANCED STAGE、FINAL STAGEへと進んでいく構成です。すでに開催発表時の記事でも整理しましたが、賞金総額1,500万円、優勝賞金1,000万円という規模もあり、国内外のトッププレイヤーが本気で獲りにくる大会になっています。
| ステージ | 概要 | ポイント |
|---|---|---|
| 予選 | オープン予選から本戦出場者を決める段階 | AKIRA選手とわびいち選手が突破するなど、実力者が本戦へ進出 |
| BEGINNING STAGE | BLUE、YELLOW、REDの3ディビジョンに分かれたオンライン本戦 | 各ディビジョン9名、上位3名がADVANCED STAGEへ進む構成 |
| ADVANCED STAGE | BEGINNING突破者に招待選手が加わる上位リーグ | ふ〜ど選手、ボンちゃん選手、ガチくん選手、ももち選手らが待つ |
| FINAL STAGE | 最終的な王者を決めるクライマックス | 長期リーグを勝ち抜いた選手だけが到達する、本当の決着の場 |
この形式では、1回の大金星だけで最後まで行くのは難しくなります。逆に言えば、1敗しても立て直せる余地があり、総合力の高い選手が上に残りやすい。TOPANGAらしい「強いものが生き残る」設計です。
BLUE DIVISION:MenaRD参戦で一気に“世界戦”の空気に
BLUE DIVISIONは、今回もっとも注目度が上がった組です。MenaRD選手の参戦に加え、予選突破のAKIRA選手、若手強豪のHIKARU選手、ZETAでMenaRD選手とSFLを戦うひぐち選手、安定感のあるりゅうきち選手など、キャラクターもスタイルもかなり幅広くなっています。
| BLUE DIVISION | 主な見どころ |
|---|---|
| AKIRA | 予選突破組として、世界王者相手にどこまで食い込めるか |
| ADELIE | リーグ戦での対応力が問われる枠 |
| KINCHO | 強豪密集組で勝ち星を拾えるか |
| Jr. | 爆発力と安定感の両立が鍵 |
| HIKARU | 国内トップ級の若手として、MenaRD戦は大きな試金石 |
| HIGUCHI | SFLではMenaRD選手と同じZETA側。直接対決の意味が重い |
| YANAI | 堅実な対応力でリーグを荒らせるか |
| RYUKICHI | 長期戦での勝ち点管理に期待 |
| MenaRD | Capcom Cup 2度優勝。BLUEの基準値を一段引き上げる存在 |
とくに気になるのは、ひぐち選手との同組です。SFLではチームメイトとして戦う可能性がある一方、TOPANGAでは直接ぶつかります。味方になる前、あるいは味方として互いを知る前に、長期リーグで本気の勝負をする。この関係性はかなり面白いです。
YELLOW DIVISION:レジェンドと現役最前線が詰まった組
YELLOW DIVISIONは、ウメハラ選手、ときど選手、板橋ザンギエフ選手といったレジェンド級に、カワノ選手、翔選手、ぷげら選手、ナウマン選手、ナルオ選手、わびいち選手が並ぶ、かなり濃い組です。視聴者目線では、名前を見ただけでカードの重みが伝わるディビジョンと言えます。
| YELLOW DIVISION | 主な見どころ |
|---|---|
| DAIGO | 長期戦での読み合いと修正力は今も最大級の注目点 |
| KAWANO | 勝ち切る力をどこまで安定して出せるか |
| ITABASHI ZANGIEF | 対策必須の存在。リーグ全体のキャラ対策を揺さぶる |
| TOKIDO | 経験値と研究量で上位争いに絡めるか |
| KAKERU | 現代SF6の強さを示す中心候補 |
| NARUO | 強豪相手に星を取り切れるか |
| NAUMAN | 勝負どころの爆発力に注目 |
| PUGERA | 対応力の高さがリーグ戦向き |
| WABIICHI | 予選突破組として、強豪だらけの組に挑む |
YELLOWは、誰が上位3枠に入っても不思議ではありません。レジェンド勢の引き出しが勝つのか、現役最前線のフィジカルとゲーム理解が押し切るのか。見る側にとっては、毎節の結果で評価が揺れそうな組です。
RED DIVISION:日本勢の厚みが見える実力者集団
RED DIVISIONは、sako選手、マゴ選手、どぐら選手、藤村選手、Shuto選手、ひなお選手、双子の弟選手、重松選手、SAHARA選手という顔ぶれです。ベテランの読み合い、現役トップの実戦力、若手・新鋭の勢いが混ざっていて、派手さよりも“しんどさ”が際立つ組に見えます。
| RED DIVISION | 主な見どころ |
|---|---|
| sako | 職人型の対応力がリーグでどこまで刺さるか |
| SAHARA | 強豪相手に勝ち点を積めるか |
| SHIGEMATSU | 混戦を抜ける安定感が鍵 |
| SHUTO | 国内外で実績を持つ実力者。上位候補の一角 |
| DOGURA | 経験値と勝負勘でリーグを揺らす存在 |
| HINAO | 勢いを勝ち星に変えられるか |
| FUJIMURA | 対応力と精度で上位争いに絡めるか |
| FUTAGONO OTOUTO | 強豪相手の一発だけでなく継続力が問われる |
| MAGO | TOPANGA文脈では外せない存在。長期戦の試合運びに注目 |
REDは、誰か1人が圧倒するというより、星の取り合いが複雑になりそうです。こういう組では、直接対決の勝敗だけでなく、下位に取りこぼさないこと、苦手カードで被害を抑えることが重要になります。
ふ〜ど選手へのリベンジは実現するか
今回のストーリーとしてもう一つ見逃せないのが、MenaRD選手とふ〜ど選手の関係です。ふ〜ど選手は第7期TOPANGA CHAMPIONSHIPのADVANCED STAGE招待枠に名を連ねています。MenaRD選手がBLUE DIVISIONを突破すれば、ADVANCED以降でふ〜ど選手との再戦が現実味を帯びます。
MenaRD選手は、SFLワールドで敗れたふ〜ど選手へのリベンジにも燃えているようです。TOPANGAは、短期決戦の勢いだけでなく、相手の癖を読み、キャラ対策を積み、試合の中で修正していく力が問われる大会です。もし再戦が実現すれば、単なるリベンジマッチではなく、「世界王者MenaRDが日本のリーグ戦でどこまで対応するか」を測る重要カードになります。
ふ〜ど選手側から見ても、MenaRD選手を再び止めることができれば、国内外のファンに強烈な印象を残せます。MenaRD選手がふ〜ど選手までたどり着くにはまずBLUEを抜ける必要がありますが、その道のり自体がすでに大きな見どころです。
まとめ
第7期TOPANGA CHAMPIONSHIPのシークレット枠がMenaRD選手だったことで、オンライン本戦の注目度は一段上がりました。Capcom Cup 2度優勝者がBLUE DIVISIONに入り、日本の長期リーグ戦でどのような戦い方を見せるのか。ひぐち選手、HIKARU選手、りゅうきち選手、予選突破のAKIRA選手らとのカードは、どれも見逃せません。
TOPANGAは、一発勝負のトーナメントとは違い、強さの総量を問う大会です。運の要素が比較的ならされ、準備、対応、修正、メンタルまで含めた総合力が順位に出やすい。そこに世界王者MenaRD選手が入ることで、第7期は国内シーンと海外トップの力関係を見る絶好の機会になります。
BLUE、YELLOW、REDのどのディビジョンも濃いですが、今回の発表でまず見るべきはBLUEです。MenaRD選手が日本勢の壁を突破し、ADVANCEDでふ〜ど選手との再戦まで進むのか。第7期TOPANGA CHAMPIONSHIPは、開幕前からすでに熱い物語を持った大会になりました。


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