ドジャースの大谷翔平投手が2026年5月20日(現地時間)、サンディエゴ・パドレス戦に約1か月ぶりとなる投打同時出場で先発登板。試合の第1球をいきなりスタンドに叩き込む先頭打者ホームランを放ち、マウンドでも5回無失点で今季4勝目を挙げる圧巻のパフォーマンスを見せました。
試合の第1球をスタンドへ——前代未聞の先頭打者弾
大谷選手は「1番・投手」で先発し、その第1打席、試合の文字通り最初のボールを豪快にスタンドへ運びました。先発投手が同じ試合の先頭打者としてホームランを放つという記録はMLBの通常シーズンでは前代未聞の快挙で、チームに最高の先制点をもたらしました。
試合前にドジャースのウィル・スミス捕手が語ったところによると、大谷選手は「自分たちにとって最高のスタートを切りたかった」と意気込んでいたとのこと。その言葉通りの結果を最初の一振りで体現してみせました。
5回無死満塁のピンチ、タティスJr.をゲッツーで脱出
マウンドでは5回を3安打2四球で無失点に抑えました。最大のヤマ場は5回。先頭から連続で出塁を許し無死満塁という最大のピンチを招きましたが、ここで大谷選手が冷静に対処。パドレスの主砲フェルナンド・タティス・ジュニアをゲッツーに打ち取り、その後も後続を抑えて無失点で切り抜けました。
⚾ 5月20日 vs パドレス 投球成績
- 投球回数:5回
- 失点:0(自責点0)
- 被安打:3
- 与四球:2
- 奪三振:4
- 結果:勝利投手(今季4勝目)
2026年シーズン成績——防御率0.82の驚異的な数字
大谷選手の今季の投打成績はいずれも驚異的なレベルを維持しています。
| 項目 | 成績 |
|---|---|
| 勝敗 | 4勝 |
| 防御率 | 0.82 |
| WHIP | 0.82 |
| 奪三振 | 50個(約44イニング) |
| 打率 | .240前後 |
| 本塁打 | 7本 |
| 打点 | 17 |
| OPS | .797 |
| 盗塁 | 5 |
投手成績では防御率0.82という圧倒的な数字を記録。約44イニングで50奪三振と9イニング換算で10奪三振超えのペースを維持しており、サイ・ヤング賞候補としても最右翼に挙げられています。4月にはナ・リーグ月間最優秀投手賞も受賞しました。
「投手が先頭打者ホームラン」という前代未聞の記録
今回の先頭打者ホームランで、大谷選手はMLBの通常シーズンにおいて「先発投手が同一試合の先頭打者としてホームランを放つ」という前例のない記録を樹立しました。二刀流であるがゆえに初めて生まれる記録であり、大谷選手でなければ達成し得ない歴史的な一打でした。
指揮官デーブ・ロバーツ監督は「大谷ルール」を適用しながら、登板試合でも打者としてラインナップに入れる起用を続けており、今回の二刀流復帰もその方針に沿ったものです。
💡 この試合のポイント
- 約1か月ぶりの投打二刀流同時出場
- 試合第1球・先頭打者ホームラン——MLBの通常シーズンで前代未聞
- 5回無死満塁のピンチをタティスJr.のゲッツーで脱出・無失点
- 今季4勝目、防御率0.82を維持
投打ともに前人未到の領域を走り続ける大谷翔平選手。シーズンはまだ序盤ながら、サイ・ヤング賞とMVP両方の有力候補として、世界中の注目を集め続けています。


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