ストリートファイターリーグ(SFL)Pro-JP 2025・ワールドチャンピオンシップ2025の二冠を達成した王者REJECTが、SFL Pro-JP 2026に向けた新ロスターを発表しました。昨年のメンバーからウメハラ選手とふ〜ど選手が残留し、15歳の新星ひなお選手とストリーマー出身のYAS選手が新たに加入。昨年の盤石な布陣とは一味違う、世代とスタイルを超えた「化学反応」が期待されるチーム編成になりました。
この記事のポイント
- ひなお選手が15歳でSFL史上最年少参戦——CPT優勝・カプコンカップ出場・コンボブレイカー準優勝と、年齢を感じさせない実績が並びます
- YAS選手はREJECTのスパーリングパートナー出身——配信活動をしながら実力を磨き、晴れてSFL初出場を掴みました
- 最年長と最年少の年齢差は約29年——格闘ゲームの歴史を体現するベテランと、これからの格ゲーを担う若手の共存です
- 昨年の「安定」から「ワクワク」へ——予測不能な化学反応が生まれる2026年シーズンに注目です
昨シーズンの栄光——二冠を達成した王者チーム
まずは昨シーズンのREJECTがどれほど強かったかを振り返っておきましょう。
SFL Pro-JP 2025ではときど選手・LeShar選手・ふ〜ど選手・ウメハラ選手の4名でグランドファイナルに臨み、100-20という大差でCrazy Raccoonを下し初優勝を達成。その後のSFL:ワールドチャンピオンシップ2025でもBanditsを70-20で破り、世界一の座も手にしました。
ウメハラ選手は「ときどとLeSharの頑張りで勝つべくして勝った。『うれしい』よりも『おめでとう』という気持ち」と語り、チームとして戦い抜いた二冠の重みを表現しました。そのチームが2026年に向けて再び動き出します。
2026年新ロスター——4人の顔ぶれ
| 選手名 | ステータス | 特徴 |
|---|---|---|
| ウメハラ | 残留 | 格闘ゲーム界のレジェンド、チーム最年長 |
| ふ〜ど | 残留 | 長年第一線で活躍するベテラン |
| ひなお | 新加入(REJECT Youthよりコールアップ) | 15歳、SFL史上最年少参戦 |
| YAS | 新加入(ストリーマー部門より) | リュウ使い、”実直”なプレースタイル |
昨年の二冠メンバーからときど選手とLeShar選手が退団した一方で、ウメハラ・ふ〜どという「チームの骨格」はそのままに、全く異なるバックグラウンドを持つ2人が加わりました。
ひなお——15歳、SFL史上最年少の新星
今回の新加入でとりわけ注目を集めているのがひなお選手です。REJECT Youthからのコールアップで、SFL Pro-JP史上最年少となる15歳での参戦が決まりました。
しかし、その実績は年齢とは不釣り合いなほど輝かしいものです。
- CPT「Kuaishou FightClub Championship VI・Chengdu」優勝(当時14歳)——中国で行われたCPT大会を制し、カプコンカップの出場権を獲得
- カプコンカップ12(CAPCOM CUP 12)出場——2026年3月、両国国技館で開催された世界大会の舞台に日本の15歳として立った
- Combo Breaker 2026 準優勝——1,452名が参加したアメリカ・シカゴのCPT大会で決勝まで勝ち上がり、中国のレジェンドプレーヤー・シャオハイ選手と死闘を演じた
コンボブレイカーの決勝では、舞を操るシャオハイ選手に最後は惜しくも敗れましたが、1,400人超のトーナメントで決勝まで駆け上がった15歳の姿に、会場と配信を通じて多くの人が熱狂しました。本人は「初めてのSFLでとても楽しみにしています」と語っており、その前向きさと謙虚さも印象的です。
YAS——ストリーマーから実力派プレーヤーへ
もう一人の新加入、YAS選手はリュウを操る”実直”なプレースタイルで知られるストリーマーです。配信活動を通じてファンと向き合いながら実力を磨き続け、REJECTのスパーリングパートナーとしてチームの練習を支えてきた経歴を持ちます。
「内側」からREJECTの強さを肌で感じ、チームの文化を理解した上でSFL本戦の舞台に立つ——この経緯は、一般的なプロ契約の経路とは異なる、REJECT独特の育成の形ともいえます。YAS選手は「SFLの初出場とても嬉しく思います。一際存在感を出していけるような活躍を目指します」と意気込みを語っています。
ウメハラ・ふ〜どの想い——連覇への覚悟
二冠を経験した両ベテランも、新体制への期待と覚悟を口にしています。
ウメハラ選手は「自分もまだ強くなれると思っています。連覇を狙うのはもちろん、その過程で格闘ゲームの魅力をさらに広げていきたいです」とコメント。勝利への貪欲さとともに、格ゲー文化全体の発展を見据えるその視点は、レジェンドプレーヤーとしての矜持を感じさせます。
ふ〜ど選手は「このメンバーだからこそできる戦いで、二連覇を掴みにいきます!」と力強く宣言。昨年の盤石なチームとは違うからこそ生まれる戦い方——その言葉に、新体制への確かな手応えが滲んでいるように感じられます。
世代を超えた化学反応——最大29歳差のチームが目指すもの
今回のロスターで特筆すべきは、最年長と最年少の年齢差が約29歳という点です。格闘ゲームの歴史そのものを体現するウメハラ選手と、これからの格闘ゲームシーンを担う15歳のひなお選手が同じチームで戦う——この構図は、SFLの歴史においても前例のない組み合わせかもしれません。
昨年のREJECTは「ときど・LeShar・ふ〜ど・ウメハラ」という、すでに実力と実績が証明された選手たちによる安定感が最大の武器でした。今年はその安定感とは少し違う、予測のつかないワクワク感があります。YAS選手がSFLという本番の舞台でどう化けるか、ひなお選手がベテランたちの中でどれだけ成長するか——そのプロセス自体が、今シーズンのREJECTを応援する理由になりそうです。
まとめ
王者REJECTが2026年に向けて描く新体制は、「連覇」という明確な目標を持ちながら、「多様性」と「化学反応」というキーワードで彩られたものになりました。15歳の新星と実直なストリーマー出身の実力派、そして格闘ゲームの歴史を刻んできたベテランふたり——この4人が絡み合うとき、どんなストリートファイターが生まれるのか。SFL Pro-JP 2026のコートで、そのすべてが明らかになります。異なる世代が織りなす熱い戦いを、ぜひ一緒に見届けましょう!



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