2026年5月29日、「B.LEAGUE AWARD SHOW 2025-26」が開催され、B1リーグのレギュラーシーズンを彩った最高の5人、ベストファイブが発表されました。今シーズンは、3年連続3度目の受賞となったD.J.ニュービル選手を除く4名が初受賞という、新しい顔ぶれが目立つ結果に。そして日本人選手では、レバンガ北海道の富永啓生選手がただ一人、栄えあるベストファイブに名を連ねました。この記事では、富永選手の活躍を中心に、今シーズンの表彰を振り返ります。
この記事のポイント
- 富永啓生選手が日本人唯一のベストファイブ選出——うれしい初受賞です
- Bリーグ参戦1年目で日本人最多の平均19.5得点——いきなり主役級の活躍を見せました
- ニュービル選手以外の4名が初受賞——世代交代を感じさせる顔ぶれです
- 富永選手はMIP(最も成長した選手賞)もあわせて受賞しました
2025-26シーズンのベストファイブ
選手・ヘッドコーチ・メディアの投票によって選ばれる今シーズンのベストファイブは、以下の5名となりました。
| 選手 | 所属 | 主な成績・特記 | 受賞 |
|---|---|---|---|
| 富永 啓生 | レバンガ北海道 | 日本人最多 平均19.5得点 | 初受賞 |
| ジャレット・カルバー | 仙台89ERS | 平均26.5得点(得点王) | 初受賞 |
| D.J.ニュービル | 宇都宮ブレックス | アシスト王 | 3年連続3度目 |
| イ・ヒョンジュン | 長崎ヴェルカ | — | 初受賞 |
| スタンリー・ジョンソン | 長崎ヴェルカ | シックスマン賞とダブル受賞 | 初受賞 |
地区を制したクラブの主力が並ぶなか、長崎ヴェルカからは2名が選出されました。ベテランのニュービル選手が安定した存在感を示す一方で、残る4名がいずれも初受賞という、フレッシュな印象の強いラインナップとなっています。
主役は富永啓生——日本人唯一の選出
今回のベストファイブで、日本人選手としてただ一人選ばれたのが富永啓生選手です。2001年2月1日生まれの25歳、愛知県出身のシューティングガードで、身長は188cm。今シーズンからレバンガ北海道でプレーしています。
Bリーグ参戦1年目での快挙
特筆すべきは、これが富永選手のBリーグ参戦1年目での受賞だということです。今シーズン、富永選手はB1リーグ戦の全60試合に先発出場し、日本人最多となる1試合平均19.5得点をマーク。あわせて2.5リバウンド、2.5アシスト、1.0スティール、3ポイント成功率35.6%という数字を残しました。
持ち味は何といっても、得意の3ポイントシュートを軸にした得点力です。その活躍はチームの成績にも直結し、レバンガ北海道はクラブ史上初のシーズン勝ち越しを達成。富永選手はまさにチームをけん引する存在となりました。1年目から日本人トップの得点を挙げ、ベストファイブにまで上り詰めたインパクトは、非常に大きいものがあります。
MIP(最も成長した選手賞)もダブル受賞
富永選手はこの日、ベストファイブに加えてレギュラーシーズンMIP(最も成長した選手賞)も受賞しました。新天地でいきなり結果を残し、シーズンを通して成長を続けた1年が、二つの賞という形で評価された格好です。
富永啓生の歩み——挑戦を重ねたキャリア
富永選手のキャリアは、挑戦の連続でした。愛知県の桜丘高校で頭角を現したのち渡米し、レンジャー・カレッジを経て、NCAAディビジョン1のネブラスカ大学へ進学。アメリカの大学バスケットボールの舞台でエースシューターとして活躍し、同大をNCAAトーナメント出場へと導きました。
海外での経験を積んだ富永選手が、満を持してBリーグの舞台に立った1年目。いきなり日本人最多得点とベストファイブという結果を出したことは、これまで重ねてきた挑戦が実を結んだ証とも言えそうです。
世代交代と日本人選手の存在感
今シーズンのベストファイブは、ニュービル選手を除く4名が初受賞という、世代交代を感じさせる結果になりました。長く第一線で活躍してきた選手たちと入れ替わるように、新しいスターが次々と表彰の舞台に立っています。
そのなかで、日本人として唯一選ばれた富永選手の存在は、これからの日本バスケットボールにとって明るい話題ではないでしょうか。外国籍選手が得点ランキング上位を占めることも多いリーグで、日本人選手がトップクラスの得点力を示した意味は小さくありません。日本代表でも活躍が期待される富永選手の今後から、ますます目が離せませんね。
まとめ
2026年5月29日に開催された「B.LEAGUE AWARD SHOW 2025-26」で、B1レギュラーシーズンのベストファイブが発表され、レバンガ北海道の富永啓生選手が日本人唯一の選出を果たしました。Bリーグ参戦1年目で日本人最多の平均19.5得点を記録し、ベストファイブとMIPのダブル受賞という鮮烈なシーズンに。新しいスターが躍動した今シーズンを象徴する活躍に、大きな拍手を送りたいですね。



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