Ankerのオーディオブランド「Soundcore」から、フラッグシップの完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty 5 Pro Max」が2026年5月27日に発売されました。価格は36,990円(税込)と、他社のハイエンド機に並ぶ水準です。注目したいのは、ノイズキャンセリングや音質といった基本性能の進化に加え、本体にAIボイスレコーダー(録音・文字起こし・要約)機能を搭載した点です。単なる「良い音のイヤホン」を超えて、会議や取材といった“仕事現場”で活きる一台に仕上がっています。
この記事のポイント
- AIボイスレコーダー搭載——録音から文字起こし・要約まで対応します
- 独自AIチップ「Thus」を初搭載——処理性能は従来比約150倍です
- ノイキャンは前モデル比約2倍のウルトラノイズキャンセリング4.0です
- 価格は36,990円——“仕事道具”として見ると価値が見えてきます
仕事現場で輝く「AIボイスレコーダー」機能
この製品の最大の個性が、充電ケースをワンタップするだけで使えるAIボイスレコーダー機能です。録音した音声はそのまま文字起こし・要約まで行えるため、会議の議事録づくりやインタビューの記録、アイデアのメモなど、ビジネスシーンで幅広く役立ちます。
これまで「イヤホン」と「ICレコーダー」「文字起こしアプリ」は別々に用意するのが当たり前でした。それを一つにまとめてしまうアプローチは、他社のハイエンド機にはあまり見られない発想です。普段は音楽や通話に使い、必要なときはサッと録音に切り替える——そんな使い方ができるのは、忙しいビジネスパーソンにとって心強い味方になりそうです。耳元のデバイスが“聞く”だけでなく“記録して整理する”役割まで担う、新しい形と言えそうです。
進化した基本性能——史上最強ノイキャンと専用AIチップ
もちろん、イヤホンとしての完成度も大きく高まっています。Anker独自開発のAIチップ「Thus」を初めて搭載し、処理性能は従来比で約150倍に向上しました。このチップが、ノイズキャンセリングや通話品質、そしてAI機能を力強く支えています。
ノイズキャンセリングは「ウルトラノイズキャンセリング 4.0」を採用し、前モデル比で約2倍のノイズ低減を実現しました。サウンド面では9.2mmのダイナミックドライバーを搭載し、LDAC(Android端末)やDolby Atmosに最適化した3Dオーディオにも対応します。通話用のマイクは8基に骨伝導センサーを組み合わせ、騒がしい環境でもクリアな音声を届けてくれます。
主要スペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年5月27日 |
| 価格(税込) | 36,990円 |
| 特徴的な機能 | AIボイスレコーダー(録音・文字起こし・要約) |
| AIチップ | 独自開発「Thus」(処理性能 従来比約150倍) |
| ノイズキャンセリング | ウルトラノイズキャンセリング4.0(前モデル比約2倍) |
| ドライバー | 9.2mm ダイナミックドライバー |
| Bluetooth/コーデック | Bluetooth 6.1/LDAC対応(Android) |
| 再生時間(NC ON) | 本体最大6.5時間/ケース併用 最大28時間 |
| 充電ケース | 1.78インチAMOLEDディスプレイ搭載/ワイヤレス充電対応 |
| その他 | マルチポイント3台接続/マイク8基+骨伝導 |
| カラー | ミッドナイトブラック/シャンパンゴールド |
価格をどう見るか——“仕事道具”として考える
36,990円という価格は、完全ワイヤレスイヤホンとしては確かに高価な部類です。ただ、見方を変えると印象が変わってきます。高品質なイヤホン、ノイズキャンセリング、ICレコーダー、そして文字起こし・要約まで——これらを別々にそろえる手間やコストを考えれば、「ぜんぶ入り」の一台としての価値はぐっと高まります。
特に、打ち合わせや取材が多い方にとっては、議事録づくりの時間を短縮できるメリットは小さくありません。趣味の音楽用というより、毎日の仕事を支えるビジネスツールとして捉えると、納得感のある価格設定とも言えそうです。
こんな方におすすめ
- 会議や打ち合わせが多く、議事録づくりを効率化したい方
- 取材・インタビューの録音と文字起こしをひとつのデバイスで完結させたい方
- 音楽も通話も録音も、1台にまとめたい欲張りな方
- 静かな環境に集中したい、強力なノイキャンを求める方
まとめ
Soundcore Liberty 5 Pro Maxは、音質やノイズキャンセリングといった“イヤホンの基本”を磨き上げつつ、AIボイスレコーダーという新しい価値を加えた意欲的な一台です。価格はハイエンド級ですが、「仕事の相棒」として考えれば、その投資に見合う働きをしてくれそうです。AIをイヤホンに取り込むという発想は、これからのオーディオ製品の一つの方向性を示しているのかもしれません。気になった方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
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