【ガジェット注目】Keychron Orca Echo——分割型キーボードの“壁”をすべて取り払った一台が登場、6月19日クラファン開始

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「分割型キーボード、気になってはいるけど自分には難しそう…」——そんな気持ちで踏み出せずにいた方は、きっと少なくないのではないでしょうか。左右を有線ケーブルでつながなければならないものが多かったり、自分ではんだづけをしなければならなかったり。ガジェット好きでも「ちょっと待って」となりがちなハードルが、従来の分割型キーボードには確かにありました。

そんな”壁”をまるごと解消してしまったような製品が、いよいよ正式発表を迎えようとしています。Keychron × ギズモード・ジャパンの共同開発による第2弾プロダクト「Keychron Orca echo(オルカエコー)」です。左右完全無線、トラックボール内蔵、ブラウザでキーマップ変更——今まで「あったらいいな」と思っていた機能が、この1台にぎっしりと詰め込まれています。

この記事のポイント

  • 左右完全無線——ケーブルなしで左右が通信し、デバイスへの接続もBluetooth 3台 or 2.4GHz無線に対応します
  • 右手親指に19mmトラックボール——セラミック支持球採用で滑らかな操作感が期待できます
  • ブラウザでキーマップ変更&オンボードメモリ保存——専用アプリ不要、かつ設定はデバイス本体に記録されます
  • 6月19日にクラウドファンディング開始——ギズマートサマーフェアと同時スタート、価格が注目されます

Keychron Orca echoとは?

Keychron Orca echoは、米国発のメカニカルキーボードブランド「Keychron」と、ギズモード・ジャパンが共同で開発した第2弾プロダクトです。左右分割型のコンパクトキーボードに、トラックボール・エンコーダー・スクロールパッドという複数のポインティングデバイスを統合した、ユニークな構成が最大の特徴です。

2026年6月2〜5日に台湾で開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2026で世界初公開され、6月6日には日本でも「天下一キーボードわいわい会 vol.11」にて国内最速での実機体験が実現しました。今後は6月19日のギズマートサマーフェアと同時にクラウドファンディングが開始される予定で、ガジェット愛好家の間で大きな注目を集めています。

分割型の”高い壁”をすべて解消した機能一覧

Orca echoが特別なのは、単に機能が多いというだけでなく、「分割型に手を出したいけれど踏み切れなかった理由」をピンポイントで解消している点です。各機能を詳しく見ていきましょう。

左右完全無線+デバイスとの無線接続

従来の分割型キーボードで最も多かった不満のひとつが、左右をケーブルでつなぐ必要があることでした。Orca echoはこの問題をクリアし、左右間の通信も完全無線で実現しています。さらにパソコンやタブレットとの接続も、Bluetooth(最大3台)または2.4GHz無線レシーバー、そして有線USB-Cの3通りに対応。使い方に合わせて選べる柔軟な設計は、多デバイス環境のユーザーにとっても嬉しいポイントではないでしょうか。

右手親指に19mmトラックボール(セラミック支持球採用)

右手側のユニットには、直径19mmの親指トラックボールが搭載されています。支持球にセラミックを採用しているため、なめらかで精密な操作感が期待できます。マウスに手を伸ばさずにカーソル操作ができるため、タイピングとポインティングの切り替えがスムーズになり、手首や肩への負担軽減にもつながりそうです。

左手側のエンコーダー(ホイール)

左手側のユニットにはロータリーエンコーダー(ホイール)が配置されています。音量調整やズームの操作、スクロールなど、ユーザーが自由にカスタマイズして割り当てられる入力デバイスです。右手のトラックボールと組み合わせることで、マウスなしでの完結した操作環境が構築できそうです。

左右両側に上下スクロールパッド搭載

左右両方の中央部に上下スクロールに対応したタッチパッドが搭載されているのも、Orca echoならではのポイントです。どちらの手からでも快適にスクロール操作が行えるため、縦に長いドキュメントやWebページを閲覧する際に重宝しそうです。

ブラウザでキーマップ変更+オンボードメモリ保存

キーのカスタマイズは「Keychron Launcher」というブラウザベースのツールで行います。専用アプリのインストールが不要な点は手軽さの面で大きなアドバンテージです。さらに、49キー全て・トラックボール・ホイール・スクロールパッドの挙動設定は本体のオンボードメモリに保存されます。つまり、Keychron Launcherに対応していない環境(会社のPCや別のデバイスなど)に接続した場合でも、保存済みのカスタマイズがそのまま使えるのです。これは実用面で非常に大きなメリットといえそうです。

2段階テンティング+マグネット吸着

長時間のタイピングを快適にする2段階の内蔵テンティングスタンドも搭載されています。手首の角度を自然な位置に保てるため、腱鞘炎などのリスク軽減にも期待がもてます。また、左右ユニットを近づけるとマグネットで吸着し、通常のキーボードとして使う形にまとめることも可能です。持ち運びや収納時の利便性も考えられた設計といえるでしょう。

スペック詳細

項目 仕様
キー数 49キー(コンパクトレイアウト)
トラックボール 右手側・直径19mm・セラミック支持球採用
エンコーダー 左手側に搭載
スクロールパッド 左右両側の中央部に搭載(上下スクロール対応)
接続方式 有線(USB-C)/ Bluetooth(最大3台)/ 2.4GHz無線
テンティング 2段階内蔵スタンド
バッテリー 800mAh
連続使用時間 約240時間(1Kモード)/ 約65時間(8Kモード)
キーマップ変更 Keychron Launcher(ブラウザベース)
メモリ オンボードメモリ(本体に設定を保存)
付属品 専用ケース(別売)

バッテリー持続時間は、1Kモード(ポーリングレート1,000Hz)で約240時間、8Kモード(8,000Hz)で約65時間となっています。ゲーミング用途での高精度な入力から、長時間のオフィスワークまで幅広くカバーできる仕様です。

発売スケジュールと価格

日程 内容
2026年6月2〜5日 COMPUTEX TAIPEI 2026にて世界初公開
2026年6月6日 天下一キーボードわいわい会 vol.11にて国内最速体験
2026年6月19日 ギズマートサマーフェア&クラウドファンディング開始

価格については現時点ではまだ発表されておらず、6月19日のクラウドファンディング開始時に明らかになる予定です。分割型キーボードとしての完成度の高さを考えると、ある程度のプレミアム価格になる可能性もありますが、クラファン価格での早期割引も期待できるかもしれません。19日の発表が楽しみなところです。

なお、Keychron Orca echoはKeychron × ギズモード・ジャパンの共同開発第2弾にあたります。Gizmodo Japanとのコラボレーションによって生まれた製品ということで、日本のユーザーのニーズも丁寧に反映されているのではないでしょうか。

まとめ

Keychron Orca echoは、「分割型キーボードに興味はあるけれど踏み切れなかった」という方の背中を押してくれる、非常に完成度の高い製品に見えます。左右完全無線、デバイスへの無線接続、トラックボール内蔵、ブラウザでキーマップ変更+オンボードメモリ保存、マグネット吸着、2段階テンティング——これだけの機能をひとつの製品にまとめてきた点は、素直にすごいと感じます。

6月19日のクラウドファンディング開始時に価格が明らかになりますので、まずはその発表を楽しみに待ちたいところです。実機を体験できる機会があれば、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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