NBAファイナル2026は日本時間6月14日、第5戦がサンアントニオで行われ、ニューヨーク・ニックスが94-90でサンアントニオ・スパーズを下し、シリーズ4勝1敗で優勝を決めました。ニックスの優勝は1973年以来、実に53年ぶりです。第3クォーターで15点のビハインドを背負いながら終盤に逆転する展開で、エースのジェイレン・ブランソンが45得点の活躍を見せました。第4戦の歴史的な大逆転に続き、この日も「逆転で勝ち切る」ニックスの強さが光った一戦となりました。
この記事のポイント
- ニックスが53年ぶりのNBA制覇——前回優勝の1973年以来の頂点です
- 第5戦はブランソンが45得点——敵地で15点差を逆転する勝負強さを見せました
- ファイナルMVPはブランソン——ビル・ラッセル・トロフィーを受賞しました
- 第4戦は29点差からの大逆転——NBAファイナル史上最大の逆転勝ちを記録しました
- プレーオフは怒涛の連勝で勝ち上がり——27年ぶりのファイナル進出から一気に駆け上がりました
- 第5戦の主要スタッツと、ここまでの戦いの流れを整理します
第5戦——敵地で15点差を逆転、94-90で歓喜
優勝が懸かった第5戦は、敵地サンアントニオでの一戦でした。ニックスは第3クォーターに一時15点のビハインドを背負う苦しい展開となりますが、ここから粘り強く反撃します。ブランソンを中心にじわじわと点差を詰め、最終盤についに逆転。最後はディフェンスで耐え、94-90で逃げ切りました。
シリーズ第4戦に続く逆転劇での勝利でした。派手な点の取り合いではなく、終盤の競り合いをものにする勝負強さが、今のニックスの大きな魅力といえそうです。シリーズを通して攻撃を牽引したブランソンは、ファイナルMVP(ビル・ラッセル・トロフィー)に選ばれています。
第5戦の主要スタッツ
優勝を決めた一戦の、両チームの主な数字を整理します。
ニューヨーク・ニックス
| 選手 | 主なスタッツ |
|---|---|
| ジェイレン・ブランソン | 45得点・3リバウンド・3アシスト・2スティール |
| ミケル・ブリッジズ | 14得点・4アシスト |
| ジョシュ・ハート | 13得点・11リバウンド |
| OG・アヌノビー | 11得点・8リバウンド・3スティール |
| ミッチェル・ロビンソン | 10リバウンド(うちオフェンスリバウンド6本) |
サンアントニオ・スパーズ
| 選手 | 主なスタッツ |
|---|---|
| ディラン・ハーパー | 25得点(チーム最多) |
| ビクター・ウェンバンヤマ | 19得点・14リバウンド・5ブロック |
| ジュリアン・シャンペニー | 14得点 |
| デビン・バッセル | 12得点・7リバウンド |
敗れたスパーズも、ビクター・ウェンバンヤマが19得点・14リバウンド・5ブロックと存在感を示しました。ディラン・ハーパーがチーム最多の25得点を挙げるなど、未来を感じさせる戦いぶりでしたが、最後はニックスの勝負強さが上回る形となりました。
第4戦の大逆転——ファイナル史上最大の29点差返し
このシリーズを象徴したのが、6月10日に行われた第4戦です。ニックスは一時29点もの大差をつけられながら、後半に猛反撃を見せて107-106で逆転勝ち。29点差からの逆転は、NBAファイナルの歴史で最大の逆転記録となりました。
劣勢でも決して諦めず、最後まで食らいついて試合をひっくり返す——この第4戦の勝利が、第5戦での優勝決定につながる大きな弾みになったといえそうです。「逆転のニックス」という今シーズンの戦いぶりを象徴する一戦だったのではないでしょうか。
今シーズンのニックス——プレーオフを連勝で勝ち上がる
今シーズンのニックスは、プレーオフに入ってから本領を発揮しました。ファイナル進出までに連勝を重ね、東カンファレンス決勝ではキャバリアーズを破って27年ぶりのNBAファイナル進出を決めています。このファイナル進出までの連勝記録はNBA史でも上位に入るもので、得失点差でも力の差を見せていました。
そしてファイナルでもスパーズを4勝1敗で退け、1973年以来となる53年ぶりの優勝を達成しました。長くファンが待ち望んだ栄冠であり、ニューヨークの街は大いに沸いていることでしょう。
まとめ
ニューヨーク・ニックスが53年ぶりにNBAの頂点に立ちました。第4戦の29点差逆転、そして第5戦の15点差逆転と、苦しい場面でこそ底力を発揮する姿は、多くのバスケファンの心に残ったのではないでしょうか。エースのジェイレン・ブランソンを軸に、ハートやアヌノビーら個性豊かな選手たちが噛み合った結果の優勝でした。来シーズン以降、このニックスが連覇を狙えるのかにも注目していきたいですね。



コメント