ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2026のディビジョン分けが公開されました。今回の発表でまず大きな注目点になっているのが、昨季王者のREJECTと準優勝のCrazy Raccoonが別ディビジョンに振り分けられたことです。昨年の頂上決戦を戦った2チームが、今季はレギュラーシーズン序盤から直接つぶし合う形ではなく、それぞれ別ルートで勝ち上がりを目指す構図になりました。
さらに、公式プレシーズンページでは2026年8月25日に開幕することに加え、今年初の試みとして開幕直前にディビジョン対抗戦を開催することも明らかになっています。しかもこの対抗戦はお披露目イベントでは終わりません。勝利したディビジョンにはグランドファイナルのホームスタート権が与えられるため、シーズン前から実利のある重要な戦いになります。
この記事のポイント
- SFL2026のディビジョン分けが公開——今季の対戦構図が見えてきました
- REJECTとCrazy Raccoonは別ディビジョン——昨季決勝カードはレギュラーシーズンで分かれる形です
- 開幕は2026年8月25日——夏の終わりから長いリーグ戦が始まります
- 開幕直前にディビジョン対抗戦を新設——勝利側にはグランドファイナルのホームスタート権が与えられます
今回の発表で確定したポイントを整理
| 項目 | 確認できた内容 | 注目点 |
|---|---|---|
| ディビジョン分け | 2026年シーズンの組み分けが公開 | 今季の対戦構図がここで明確になった |
| 注目カード | REJECTとCrazy Raccoonは別ディビジョン | 昨季決勝カードが別ルートになった |
| 開幕日 | 2026年8月25日 | 夏の終盤にSFL本戦がスタート |
| プレシーズン新施策 | 開幕直前にディビジョン対抗戦を実施 | 今年初の試み |
| 対抗戦の特典 | 勝利ディビジョンがGFホームスタート権を獲得 | シーズン前から実利が大きい |
この表だけでも、今回の発表が単なる組み分け告知ではないことが分かります。特にプレシーズン対抗戦の扱いが重く、開幕前イベントというよりシーズン全体の流れに影響する前哨戦として設計されているのがポイントです。
Sディビジョンのチームとロスター
公式チームページで公開されたSディビジョンの顔ぶれは、KADOKAWA FAV gaming / Crazy Raccoon / Saishunkan Sol 熊本 / ZETA DIVISION Geekly / 広島 TEAM iXA / FUKUSHIMA IBUSHIGINの6チームです。FAV、CR、ZETA、iXAと話題性の高いチームが並び、かなり派手な組み合わせになりました。
| チーム | ロスター | 注目ポイント |
|---|---|---|
| KADOKAWA FAV gaming | りゅうきち / sako / 藤村 / もけ | りゅうきちがリーダーを務める新体制 |
| Crazy Raccoon | どぐら / ボンちゃん / かずのこ / シュート | 昨季準優勝メンバーが継続 |
| Saishunkan Sol 熊本 | COSA / まちゃぼー / こばやん / きんちょ | ネモをコーチに据えた新体制 |
| ZETA DIVISION Geekly | ももち / ひぐち / ヤマグチ / MenaRD | MenaRD加入で一気に優勝候補へ |
| 広島 TEAM iXA | ACQUA / ひびき / あきら / takepi | 2年連続プレーオフ進出組の継続強化 |
| FUKUSHIMA IBUSHIGIN | ヤナイ / ジョニィ / 鶏めし / 2BASSA | 福島に全員集合した再起の布陣 |
この組でまず目を引くのは、ZETA DIVISION Geeklyの破壊力です。ももち、ひぐち、ヤマグチに加えてMenaRDまで並ぶので、名前だけでもかなり強いです。そこへ昨季準優勝のCrazy Raccoon、ベテラン層が厚いKADOKAWA FAV gaming、近年安定して地力を見せている広島 TEAM iXAが入っており、上位争いの密度はかなり高そうです。
Fディビジョンのチームとロスター
一方のFディビジョンは、VARREL / Good 8 Squad / DetonatioN FocusMe / 名古屋NTPOJA / REJECT / RIDDLE ORDERの6チームです。王者REJECTに加え、今季の補強が目立つVARRELやDFM、初参戦のRIDDLE ORDERまでそろい、こちらもかなり読みにくい組み合わせになっています。
| チーム | ロスター | 注目ポイント |
|---|---|---|
| VARREL | マゴ / ときど / 水派 / わびいち | 実績と勢いを両立した4名 |
| Good 8 Squad | ガチくん / カワノ / ぷげら / さはら | 昨季の悔しさを晴らしたい継続路線 |
| DetonatioN FocusMe | 板橋ザンギエフ / KEI.B / ナウマン / 竹内ジョン | 昨季MVPのKEI.Bが加入 |
| 名古屋NTPOJA | Seiya / Raoyamu / 大谷 / もっちー | “ALL名古屋”体制で初優勝を狙う |
| REJECT | ウメハラ / ふ〜ど / YAS / ひなお | 王者が連覇へ挑む |
| RIDDLE ORDER | 高木 / あでりい / Jr. / ひかる | 初参戦ながら勢い十分の新勢力 |
Fディビジョンは、王者REJECTを中心に見るのが自然ですが、かなり簡単ではありません。VARRELはときど加入で天井が高く、DetonatioN FocusMeはKEI.B加入で一気に厚みが出ました。さらに、TOPANGA第7期でも存在感を見せているあでりい、Jr.、ひかるを擁するRIDDLE ORDERも不気味です。王者がいても、かなり荒れる余地がある組に見えます。
REJECTとCrazy Raccoonが別ディビジョンになった意味
昨季のSFLを見ていた人ほど、この配置はかなり気になるはずです。王者REJECTと準優勝Crazy Raccoonが同じディビジョンではないということは、少なくともレギュラーシーズンの段階で「昨年の決勝の再戦」が頻発する構図ではなくなったということです。
これは両チームにとって見方が分かれるポイントでもあります。同ディビジョンであれば、序盤から優勝候補同士の直接対決で大きく差がつく可能性がありました。一方で別ディビジョンなら、それぞれが自分たちの山で勝ち点を積み上げながら、シーズン後半やプレーオフで再びぶつかる流れが生まれやすくなります。
ファン目線で見ると、この組み分けはかなりドラマを作りやすいです。昨季はREJECTがグランドファイナルでCrazy Raccoonを下し、そのまま世界戦まで制しました。今季はその両者がすぐにぶつからないからこそ、「今年も最後にこのカードが見られるのか」という引っ張り方ができます。リーグ全体の流れを見るうえでも、一つの転機となりそうです。
開幕直前のディビジョン対抗戦は“前夜祭”ではない
今回の発表で、もうひとつ見逃せないのがディビジョン対抗戦です。これは今年初の試みで、開幕直前にディビジョン同士で戦うイベントとして実施されます。ただ、重要なのはその価値づけです。
公式プレシーズンページによると、勝利したディビジョンにはグランドファイナルのホームスタート権が与えられます。SFLではホーム側がオーダー面などで有利を持つ場面があり、特に大舞台ではその差が無視できません。つまり、開幕前からいきなりシーズンの最終局面につながるアドバンテージを争うことになるわけです。
これによって、各チームは「まだ本番前だから様子見」という入り方がしにくくなります。新ロスターのお披露目であると同時に、すでに勝ちに行く戦いが始まっている。これは今年のSFL2026で注目される仕掛けのひとつで、リーグ全体のテンションをかなり早い段階で引き上げる構造になっているように見えます。
SFL2026は“シーズン前から勝負が始まる”構造になった
これまでのSFLは、ロスター発表から開幕までのあいだに期待感が積み上がり、開幕節で一気に火がつく形が基本でした。今回はそこにディビジョン対抗戦が挟まることで、実質的にシーズンの立ち上がりが前倒しされた印象があります。
特に2026年は、REJECTの連覇挑戦、Crazy Raccoonの巻き返し、MenaRD加入で話題を集めるZETA、直近の競技力が高いVARRELなど、各チームに分かりやすい物語があります。そこへディビジョン単位の誇りと実利が加わることで、チーム戦だけでなく“どのディビジョンが強いのか”という見方も楽しめるようになりました。
この変化は、視聴する側にとっても分かりやすいです。応援しているチームだけでなく、同じディビジョン全体を背負う感覚が生まれるため、リーグとしての一体感が出やすいからです。SFLは個人競技であるスト6をチームスポーツとして見せる大会ですが、2026年はそこからさらに一歩進んで、ディビジョン単位の戦争まで広げてきた印象があります。
開幕までに見ておきたいポイント
- REJECTとCrazy Raccoonがどこで再戦するのか——別ディビジョンだからこそ、再会の重みが増します
- ディビジョン対抗戦でどちらが先に流れをつかむか——グランドファイナルのホーム権は軽くありません
- 新ロスター勢が開幕前から機能するか——今季はチーム再編が多く、仕上がりの差が出やすいです
今季のSFL2026は、単に8月25日を待てばいいという話ではなくなりました。開幕直前から勝負の意味を持つことで、ファンとしては追うべきポイントがひとつ増えています。ロスター発表だけでも十分に熱かった今年ですが、ディビジョン分けとプレシーズン施策まで出たことで、いよいよシーズン全体の輪郭が見えてきた感があります。
まとめ
SFL2026のディビジョン分け公開で、王者REJECTと準優勝Crazy Raccoonが別ディビジョンになったこと、そして2026年8月25日開幕、さらに開幕直前にディビジョン対抗戦が行われることが明らかになりました。
しかも対抗戦の勝者には、グランドファイナルのホームスタート権という大きな見返りがあります。今季は本戦が始まる前から、すでに優位性をかけた戦いが始まる構図です。SFL2026は、例年以上に“開幕前から見逃せないシーズン”になりそうです。



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