NBAのウエスタン・カンファレンス・ファイナル第7戦が現地5月30日(日本時間31日)に行われ、サンアントニオ・スパーズが111-103でオクラホマシティ・サンダーを下しました。シリーズを4勝3敗で制したスパーズは、2013-14シーズン以来となる12年ぶりのNBAファイナル進出を決めています。エースのビクター・ウェンバンヤマ選手だけでなく、20代前半の若い選手たちが臆せず攻め続けたことが、前年王者を撃破する大きな力となりました。この記事では、歴史的な一戦を振り返ります。
この記事のポイント
- スパーズが111-103で王者サンダーを破り——12年ぶりのファイナル進出です
- ウェンバンヤマが22得点7リバウンドでカンファレンス・ファイナルMVPに輝きました
- 若手も躍動——シャンパニーが3P6本の20得点、キャッスルやハーパーも貢献しました
- サンダーはSGAが35得点と奮闘も——主力の欠場が響きました
- ファイナルは6月3日開幕、相手は東を制したニックスです
第4クォーターの3ポイント攻勢で勝負を決める
勝敗の行方が読めない緊迫した一戦は、序盤からスパーズが主導権を握りました。第1クォーターはステフォン・キャッスル選手を軸に32-25とリードします。しかし第2クォーターにサンダーが反撃し、56-53とスパーズわずか3点リードで前半を折り返しました。
後半も一進一退の攻防が続き、3点差のまま運命の第4クォーターへ。ここでスパーズは高確率の3ポイントシュートを次々と沈め、じわじわと点差を広げて逃げ切りました。最後まで集中力を切らさず、ホームのサンダーを相手に競り勝った内容は、チームの成長を強く印象づけるものとなりました。
ウェンバンヤマがMVP、そして光った「若き軍団」
チームの大黒柱であるビクター・ウェンバンヤマ選手は、チーム最多の22得点に7リバウンドを記録し、カンファレンス・ファイナルMVPに選ばれました。攻守の中心として存在感を放ち、自身初のファイナルへチームを導いています。
そして今回の勝利を語るうえで欠かせないのが、ウェンバンヤマ選手を支えた若い選手たちの積極的なプレーです。
- ジュリアン・シャンパニー——3ポイントシュートを6本決める20得点の大爆発。第4クォーターの攻勢を牽引しました
- ステフォン・キャッスル——16得点6リバウンド6アシストと多彩に貢献。立ち上がりからチームに勢いをもたらしました
- ディラン・ハーパー——12得点と、ルーキーながら大舞台で堂々のプレーを見せました
この日は合計7選手が二桁得点をマーク。特定のスター頼みではなく、若手が物おじせずシュートを打ち切り、全員でつかんだ勝利でした。大舞台の重圧をはねのけて挑戦できる勢いこそ、若いチームならではの魅力と言えそうです。
サンダーはSGAが孤軍奮闘、主力欠場が痛手に
敗れた前年王者サンダーも、エースのシェイ・ギルジャス・アレクサンダー選手がゲームハイの35得点9アシストと最後まで気を吐きました。ケイソン・ウォレス選手も17得点と続きましたが、主力のジェイレン・ウィリアムズ選手が左ハムストリングの負傷で欠場したことが、最後まで重くのしかかりました。連覇を狙ったシーズンは、悔しい形での幕引きとなりました。
まとめ
スパーズが死闘の第7戦を制し、12年ぶりのNBAファイナルへ駒を進めました。ウェンバンヤマ選手のMVP級の活躍はもちろん、シャンパニー選手やキャッスル選手、ハーパー選手といった若い力が臆せず攻め続けたことが、王者撃破の決め手となりました。ファイナルは6月3日に開幕し、東カンファレンスを制したニューヨーク・ニックスとの頂上決戦が待っています。勢いに乗る若きスパーズがどんな戦いを見せてくれるのか、今から楽しみですね。



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