この記事のポイント
- 村上宗隆が7回に108.3マイル(約174.3キロ)の打球速度で左中間へ132mの20号ソロ──逆方向への豪快な一発でした
- 55試合での20号到達は日本選手最速。5月中の20本はMLB新人記録(マグワイア・アロンソの19本を超え)
- ア・リーグ本塁打単独トップ。MLB全体トップのシュワバー(21本)まで1本差に迫っています
- 3試合連続本塁打(今季3度目)。年間換算で58本塁打ペースの驚異的な状態が続いています
シカゴ・ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)が2026年5月27日(日本時間28日)、本拠地ギャランティード・レート・フィールドでのミネソタ・ツインズ戦で、ア・リーグ単独トップを更新する20号ソロを放ちました。試合はホワイトソックスが15-2で快勝。村上は「2番・指名打者」で先発出場し、5打数2安打の活躍で勝利に貢献しました。
7回の一撃──逆方向132mの20号ソロ
7回1死走者なしの場面で打席に立った村上。相手右腕アダムズの外角低め直球を、引っ張らずに左中間スタンドへ逆方向に運ぶソロホームランでした。
- 打球速度:108.3マイル(約174.3キロ)
- 飛距離:432フィート(約132メートル)
- 方向:左中間(逆方向)
本拠地の大歓声の中で生まれたこの一発は、力任せに引っ張ったものではなく、外角の球を逆方向へしっかりと弾き返した技術の高さが光る本塁打でした。「毎試合同じ入りができている」という本人のコメントからも、現在の精神的な充実ぶりが伝わってきます。
メジャー新人最速・最多──塗り替えた記録の数々
55試合240打席目での20号到達は、日本選手として最速の記録です。さらに5月中に20本塁打に到達したのは、近代野球(1901年)以降のメジャーリーグ新人選手では史上初。マーク・マグワイア(1987年・19本)とピート・アロンソ(2019年・19本)が持っていた記録を上回りました。
| 記録 | 選手 | 年 | 本数 |
|---|---|---|---|
| MLB新人・5月最多HR(更新) | 村上宗隆 | 2026年 | 20本 |
| 従来の新人記録 | マグワイア / アロンソ | 1987年 / 2019年 | 19本 |
また、ホワイトソックスの球団史においても5月中に20本塁打に達したのはフランク・トーマス(1994年)、ジム・トーミ(2006年)に続く球団史上3人目。両者はいずれも球団を代表するレジェンドであり、村上がそのリストに名を連ねたことは、チームにとっても特別な意味を持ちます。
ア・リーグ本塁打単独トップ、大谷記録まであと2本
20号到達でア・リーグの本塁打ランキングを単独首位に立った村上。MLB全体ではフィリーズのシュワバーが21本でトップを走っていますが、その差はわずか1本です。
日本選手の新人最多本塁打記録は大谷翔平が持つ22本。村上はその記録まであと2本に迫っており、このペースなら更新は十分に現実的な射程内です。
打点ランキングでもリーグトップに1点差まで肉薄しており、本塁打と打点の二冠を視野に入れる状況になってきました。年間換算では58本塁打ペースという驚異的な数字が、今の村上の状態を物語っています。
まとめ
3試合連続本塁打、MLB新人記録、日本選手最速20号──村上宗隆は5月の終盤にきてさらにギアを上げています。
外角の球を逆方向へ132m運ぶ技術と、108.3マイルの打球速度が示すパワー。この二つが高次元で融合しているのが、今の村上の強さです。シュワバーとのMLB本塁打王争い、そして大谷の日本選手新人記録への挑戦──6月に向けてますます目が離せません。



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