この記事のポイント
- ホンダの小型EV「Super-ONE」が2026年5月22日に発売——軽のN-ONE e:を普通車(小型自動車)規格へ進化させた一台です
- 価格は3,390,200円(単一グレード)。CEV補助金130万円を使えば約209万円、自治体補助を重ねると149万円台になる場合もあります
- 航続距離は274km(WLTC)。専用のBOOSTモードで最高出力を47kWから70kWへ引き上げます
- 仮想有段シフトとサウンド演出で“走る楽しさ”を前面に——「令和のホットハッチ」と呼べる仕上がりに注目です
ホンダが新型の小型EV「Super-ONE(スーパーワン)」を、2026年5月22日(金)に発売しました。人気の軽EV「N-ONE e:」をベースにしながら、ボディを拡幅して普通車(小型自動車)規格へと進化させた一台で、走る楽しさを前面に押し出した“令和のホットハッチ”として注目を集めています。
「軽」ではなく「普通車」——N-ONE e: との違い
Super-ONE の最大の特徴は、ベースとなった N-ONE e: が軽自動車だったのに対し、こちらは小型自動車(いわゆる普通車)の区分になっている点です。全幅を広げて専用シャシーを与えることで、走行安定性と動力性能を大きく引き上げています。
| 項目 | N-ONE e:(軽) | Super-ONE(小型車) |
|---|---|---|
| 規格 | 軽自動車 | 小型自動車(普通車) |
| 全長 | 3,395mm | 3,580mm(+185mm) |
| 全幅 | 1,475mm | 1,575mm(+100mm) |
| 全高 | 1,545mm | 1,615mm(+70mm) |
| 最高出力 | 47kW | 70kW(BOOSTモード時) |
| 航続距離(WLTC) | 295km | 274km |
タイヤは14インチから15インチへと大径化し、トレッド(左右タイヤの間隔)も40mm拡大されました。車両重量は1,090kgと軽量に抑えられており、軽快な走りにつなげています。航続距離はベース車よりやや短い274kmですが、これはボディ拡大とパワーアップに伴うもので、街乗りから休日のドライブまで十分にこなせる水準といえそうです。
価格と補助金——実質いくらになる?
メーカー希望小売価格は3,390,200円(消費税込み)で、グレードは「Super-ONE FF(4名乗車)」の単一設定です。EVならではの優遇も手厚く用意されています。
- CEV補助金(国)の対象で、補助額を活用すると実質的な負担は約2,090,200円(約209万円)になります
- お住まいの自治体の補助金(東京都の場合は60万円程度〜)を重ねれば、ケースによっては149万円台まで下がることもあります
- エコカー減税の対象で、重量税は免税となります
補助金は年度の予算や居住地によって変わるため、実際の金額は購入前に販売会社や自治体で確認しておくと安心です。
走りの主役「BOOSTモード」
Super-ONE のキャラクターを象徴するのが、専用開発された「BOOSTモード」です。通常モードで47kWの最高出力を、BOOSTモードでは70kWまで引き上げ、最大トルク162Nmの力強い加速を引き出します。
さらに、7段変速を模した「仮想有段シフト制御」と「アクティブサウンドコントロール」を連動させることで、まるで変速機を備えたエンジン車のような迫力あるサウンドと小気味よいシフト感を演出します。静かでなめらかというEVのイメージとは一味違う、ドライバーの気持ちを高揚させる味付けが施されているのが面白いところです。
装備と安全性能
先進の予防安全システム「Honda SENSING」や、コネクテッド機能「Honda CONNECT」を搭載し、日常の使い勝手にも配慮されています。災害時などに役立つ給電機能にも対応しており、走る楽しさと実用性を両立させた構成になっています。
まとめ
ホンダ「Super-ONE」は、軽EVの枠を飛び出して普通車規格へと踏み出した、意欲的な小型EVです。3,390,200円という価格に対し、補助金を活用すれば200万円前後から狙えるという現実的な選択肢でありながら、BOOSTモードによる刺激的な走りという“遊び心”も忘れていません。EVは静かで実用一辺倒というイメージを持っていた方こそ、一度その走りを体感してみると新しい発見があるかもしれませんね。これからのコンパクトEVの新しい楽しみ方を提案する一台として、注目していきたいところです。



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